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金が偽物か?本物か?買取り前に抑えておきたいチェック4選

2017年1月21日

以前、金買取りについて来店されるお客様は頂いた金が多く、
そもそも本物の金なのか査定して頂きたいという質問が多いと書かせて頂きました。

今回は素人でも金買取りの査定前に自分でもチェックできるポイントを4つほどまとめてみました。
「これは本物なのかな?」とちょっと頂いた人に失礼かもしれませんが、実践してみる価値はあるでしょう!

 

見た目で分かること

先ずは金の見た目を確認しましょう。特に気にすべきポイントは

・刻印が打たれているか。その場合、どのような刻印が打たれているか。
・錆や変色、剥がれ等が無いか。

を見ることがポイントになります。

刻印が刻まれているか確認、刻印の内容も重視(レベル:簡単)

刻印の見分け方で最もポピュラーな物は※金地金(きんじがね)です。
金地金であれば刻印がしっかりと刻まれているかどうかが重要になります。

ブランドの商標や、品位表示(純金であれば999.9と表示されています。)、重さ、商品の識別番号が
ユニークな値で刻まれております。

最も基本な刻印なので、どれか1つでも欠けていた場合は偽物の可能性が高いです。

※金地金は金の延べ棒と思って頂いて構いません。

 

金地金に類似している※インゴットと呼ばれる金は、上部に金塊番号、その下部には金市場の公認マークがあります。

 

※インゴットは直訳すると「金属の塊」で、金地金とほぼ同義語と思ってよいでしょう。
先述したとおり刻印の位置が異なります。

 

 

 

日本のメーカーでは

  • 三菱マテリアル株式会社
  • 三井金属鉱業株式会社
  • 住友金属鉱山株式会社
  • 株式会社徳力本店

が製造しています。
その他世界を合わせて合計30ほどメーカーがありますので必ず製造会社の刻印があるか確認しましょう。

 

続いて重量(1kgであれば1KILOと表示されている場合が多い)と
素材(純度の高い金であればFINEGOLDと記載されている)、
製錬業者(MELTER)と検定分析業者(ASSAYER)が表示されています。
さらにその下には金地金と同じ品位表示が記載されております。

 

貴金属や指輪、その他アクセサリーは商品によって刻印が刻まれているので一概には言えませんが、
純度は記載されているのが一般的なので、純度の刻印を確認すると良いでしょう。

 

例えば「K18」と刻まれていたら取りあえず本物かは不明ですが、18金です。
その他18K,18Kt,750,585,と刻まれている場合があります。

1点注意しなければならないのは18Kです。18Kは国産ではなく海外で生産された物に付く刻印でK18と前に付いているのとは逆で後についているので、「後K」と呼ばれており、金の割合が少ないものが多く、実際に調べてみると9Kくらいしか金が入っていない物が多いです。

ちなみに純金はK24,24Kで割り金が無く、99.99%の純度となります。Kの位置については先ほどのとおり、前についていたら日本で製造、後についていたら海外で製造と思って良いでしょう。

純金であれば偽物の成分が入っていないので、先ず色の変色、錆びはあり得ません。
自身が持っている金が純金であれば金の色がしっかりと表れているか確認しましょう。
以下は弊社が保有している本物の金です。

 

自分の刻印にKtって入ってるけど・・・

金の純度を表す単位はKarat(カラット)となります。ちなみに呼び方は同じですが宝石などの重さの単位はCaratとなります。K、KtともにKaratの略なのでどちらが優れている、どちらが偽物が多いということはあまりありません。

昔はKt表記が多かったのですが現在はKが多く表記されています。
古い海外の工場では現在もKt表記のまま存在していたりします。

一般的なKの数字は?

一般的に使われているKの数字は

K24、K22、K20、K18、K14、K10、K9となります。
偽物が多い数値などは無く、あくまで金の割合を示す数値で、買取りされた場合の買取り額の指標として抑えておきましょう。

重さで分かること(レベル:少し難しい)

刻印の確認が済んだら、次は重さの確認です。

・手で持った時の感覚。「ずし」っとくる感覚があるかどうか
・比重計を使って確認する

この2つが挙げられますが、本物かどうかの重さは私たちプロの経験があるからこそ分かるので、少し難しいです。
金は比重が大変重要となり、金の場合は純度が高ければ高いほど重いので、この特徴を活かすことが良いでしょう。

比重計などご自宅にはないので、水を使って比重の計算をすることができますので、ご自宅で使用している量り(0.1gくらいまで計算できるほどの精密さが望ましい)を使って見分ける方法をお教えしたいと思います。

 

  1. 先ずは金そのものの重さを量る
  2. 金に糸やピンセットなどを通して水に浮かべて重さを量る。この重さは体積になります。もちろん水を含めた容器の重さはカウントしません。
  3. 重量と体積を割ることで比重が分かります。

金の比重値については以下が参考になるかと思います。

 

K24でしたら19.13から19.51が金とされる

K22でしたら19.13から19.51が金とされる

K20でしたら16.03から17.11が金とされる

K18でしたら14.84から16.12が金とされる

K14でしたら12.91から14.44が金とされる

K10でしたら11.42から13.09が金とされる

 

とされています。自宅でも割りと簡単に確認できますので、是非トライしてみてください。

 

その他、皆さんでも確認できる確認方法は

 

・磁石で引っ付くか。

金は鉄のような成分に似てますが、磁石ではくっつきません。
金メッキでコーディングされている金はくっつきますので、確認すると良いでしょう。

 

  • 試金石で試す

試金石(しきんせき)とは、金の品質を計るために用いられる主に黒色の石英質の鉱石を言う。一般的には、緻密な粘板岩であり碁石などの材料として用いられる那智黒石が使用されます。

引用wikipedia

 

この石を使い、表面の金をこすりつけることで、その条痕(所謂傷跡のようなもの)を見て純度を判断する方法です。
貴金属を扱っているお見せやホームセンター、amazonなどで購入することができるらしいですが、
あまり素人の人が試す手段では無いのでここでは割愛させていただきます。

上記手法は銀やプラチナにも汎用して調べることができますので、
ご自身でお持ちの物がありましたら確認すると良いでしょう。

 

それでも金が本物か、気になる場合はファンへご相談ください!

最後までご覧頂き誠にありがとうございます。

そもそもこのブログを見て気になった方、実践した方は、もう既にご自身が所持している金が本物かどうか気になっているでしょう。

 

先ほどの確認方法はあくまで簡単な確認方法で、最近の偽物はとても精巧な物が多いので正直本物かどうか信じるのは少し危ういと考えています。

実際のところ、金や銀、プラチナの偽物は世界中に出回っていることは事実です。特にタングステン合金というものは素人には見分けのつかない素材で生成されている物がありますので、私達プロでも本物か見分けるのが難かしいです。

 

先ほど比重の確認方法をお教えいたしましたが、比重が正しいからといっても偽物の可能性は大いにあります。
その場合はX線を通して中身を確認しています。

やはり、本物化どうかの見極めはプロに依頼することが良いでしょう。

自分の金が本物かしっかり確認したい場合は是非ご連絡ください。

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