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金を売った場合の税金は?その他、金と景気について考えてみよう。

2017年1月30日

みなさま、こんにちは。今回も金を売買したい方が思っている疑問について回答していきたいと思います。
今回は金と密接な関係にある景気や、税を中心にお話できればと考えております。

金を売った場合、税金はかかるのでしょうか?

皆様から多くの質問が寄せられますね。金を売却した場合の利益は税金として加算されるのか?答えはYESです。
こちらは金に限らず、例えばプラチナなど関係します。個人のお客様が売却によって得た利益は「譲渡所得」としてみなされます。
壌土所得にも控除というものがありまして、年間で50万円が特別控除の対象となります。

買い取りで得た利益とその他、譲渡として得た利益の合算が50万円を超えなければ、非課税となります。逆に50万円を超えた場合は税金の対象となりますので注意してください。

50万円を超えて対象となった場合について
それではご自身が譲渡で50万円以上の利益を得た場合、どれくらいの税金がかかるのでしょうか。
ちなみに譲渡所得には保有期間が5年以内か5年を超えたかで短期譲渡所得と長期譲渡所得の分類に分けられます。

それぞれの税金の計算方法は以下のとおりとなっております。
短期譲渡所得(保有期間5年以内)の場合、地金であれば

譲渡所得の金額 = 地金 + その他譲渡に当たる利益 – 50万円

長期譲渡所得の場合(保有期間5年以上)

譲渡所得の金額 = 地金 + その他譲渡に当たる利益 – 50万円 ×1/2

となります。

保有期間が短期と長期と2つある場合は、
最初に短期譲渡所得から控除額を引きます。控除額が残っている場合は長期譲渡所得から差し引きます。

少し難しい話になりましたね。この手のお話は私達がお答えするよりも、管轄の税務署、もしくは税理士さんにご相談するのが良いですね。

金の売却で損をすることだってありえます。他の譲渡所得と※損益通算することもできるのですが、気をつけなければならないのは、
他の所得とは損益通算できないことは覚えておいた方がよいでしょう。
この場合は損益通算ということをしっかりと熟知して使いまわすことができれば、儲けを得ることもあります。

少しでも得ができるよう、税金についてこれを機に勉強してみるのも良いかもしれませんね。

金の売買で消費税も関わってきますが、ほぼ相殺されるので問題はないかと思います。
ただ税率が売った時に上がっていれば上がった分だけ得になるということがありますので、この点はチェックしておきましょう。

ちなみに金を購入する時も購入申し込み書というものがあり、自分の住所や電話番号などを記載することがあります。
ちなみに金を保有していることを知られたくなく、嘘の情報を書こうと考える方もいらっしゃいますが、そういうことは止めてください。
金を売る側も警察や税務署から捜査の協力が必要とされることがありますので県によっては必要書類として提出する義務もあるそうなので本当の住所、氏名、電話番号を書くようにしてください。

何故不況なのに金の価値は上がるのか?

金と切っても切っても切り離されることはない「景気」。巷では世界通貨と呼ばれる金について、不況でも金価格が上昇する理由について考えていきたいと思います。
やはり、金の価値が上がるのは多くの世界的な外部要因があると考えられます。

例えば、過去に世の中の状況により、米ドルやユーロなどの信用性が低下したことで金の価値が上がったり、原油価格が高騰した時などで、
投資家が「やっぱり金だよね」といって金を買うことで金の価格が上昇することがあります。

世界的な要因をもとに左右される金ですが、あまり大きく左右されないという強みがあり、
正直保有していて一番安心できるのは金なのではないかと思う時もあります。
世界が不況であればあるほど金の価値は上がっていく傾向があるので、この先の未来を想像して保有していくことも良いかもしれません。

ちなみに売りたい人には毎回言っておりますが、金は今が売り時です!(2017年1月現在)丁度10年前は1g2,800円前後だった金が現在は1g4,600円前後となっております。
丁度10年前は原油価格の高騰が本当に影響しましたね。
1970年代のオイルショック後のインフレで今以上に金の価格が4倍以上になった実績もあるとおり、金と石油は深い結び付きがあることが分かりますね。

数十年前の争いや戦争でアメリカの圧倒的な経済力をもとに金よりも米ドルと、米ドルさえ保有していれば大丈夫なんじゃないか?という投資家の考えから金の価格は一時期下がっておりました。
大きなターニングポイントを迎えたのは、皆様ご存知の9.11「アメリカ同時多発テロ」が起きたことで、一気にドルの安心感が崩壊したのではないでしょうか。

その他金を証券化した金ETFの登場が投資家にヒットした、リーマンショックなどの金融危機が世界の株式市場に大きな影響を与えました。
また直近では2010年のギリシャショック、そして先述した米ドルとユーロの信用性が低下したことが金の人気を上げた要因として考えられております。

米ドルの占有率を見てみるとこの数年で大きく右肩下がりになっていることが分かりますね。

金地金を保有することについてのデメリット

景気に左右されにくいとか、色々持っていて損が無さそうな金ですが、デメリットはないのでしょうか?というお話も良く伺います。
とは言え、市場による影響はあるので金の市場によっては値段が上下することはあります。

その他、

  • 売買に手数料がかかる

金は売るのにも買うのにも手数料がかかるので手数料分も売る際は考えておきましょう。
また重さによっても手数料が変わってきますので注意が必要です。
ちなみに会社によっては手数料が異なりますので、WEBで比較表などがあるので見ておくと良いでしょう。

  • 買値と売値に値段の開きがある
    買値と売値によって値段が違うので、その開きを見ないと得をしません。また売買には手数料もかかりますので、この点を考慮しないと、逆に売った時、損になる可能性もあるので気を付けてください。
  • 持っていても利息が付くわけでない

利息がないので500万円の金地金を持っていたところで10年後も500円のままで全く利息がつきません。
むしろ以前ご説明させて頂いた、金の保有サービスの毎月の費用だけで損をすることだってあるんです。
ということが考えられます。

纏めると、儲かりづらいっていうことがデメリットになりますね。

先ほどお話させて頂いた金の価格も、10年前に2,800円前後が、4,800円前後になったので10年という年月を考えて2,000円はそこまで大きな伸びに感じないかもしれません。
10年間やっとの時間をかけて上がった金の価格が暴落したことを考えたら少し恐ろしいですよね。

ローリスク、ローリターンではあると思いますが、
やはりローリスク、ハイリターンな投資は無いのかなと思います。

お金を増やすという考えで金を保有するという考えは止めた方がよいと思います。
いかがでしたでしょうか?

今回は金について、税金と景気に関わることでの影響について書かせていただきました。
税金については金を売る場合に知っておいて損はないと思いますので、詳しくなることに損はないかと思います!

金を売る場合のタイミングは何回もお伝えしますが、
今が売る時期だと思います。是非この機会に弊社へご相談頂ければと思います!

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